【WORLD1】作家の歩み~作家ふたば編~


こんにちは。WORLD1の岸野です。

今回で4回目となるこの企画。
似顔絵作家ぐりこなぎさに続き、今回は作家「ふたば」をご紹介します。

アクリル絵の具やクレパス、色鉛筆などの沢山のピンクを使い、幸せいっぱいの似顔絵を描き出すふたば。はっきりとしたタッチながらも、少しレトロにも感じる絵柄がとてもかわいい似顔絵です。

そんな似顔絵を描き出すふたばとはどんな人物なのでしょうか。彼女が似顔絵に込める想いも感じながら、この作家の歩みを読んでいただけると幸いです。

 

WORLD1の似顔絵を見た時に衝撃が走った

-似顔絵作家になろうと思ったきっかけを教えてください。

東京の美大に通っていたときに、就職活動でいろは出版を知ったのがきっかけです。最初はWORLD1という部署を知らなくて、本が好きだったので本作りに関われたらいいなと思って、いろは出版を受けました。

その後、WORLD1の似顔絵を見た時に衝撃が走ったといいますか…。今まで見ていた似顔絵と違って、ナチュラルな魅力があって、こんな似顔絵なら描きたい!描ける!と思い、すぐに似顔絵を描き始めました。

しばらく練習を重ねて、はじめて路上で似顔絵を描いたときのことは忘れられません。自分の描いた絵を喜んでくれる嬉しさに心が震えて、その晩は興奮して寝られませんでした!小さいころから絵が好きでしたが、美大に通ったもののそれで生活していく自信は全然なくて、絵描きはあきらめていたのですが、がんばってきてよかったです。

当時のことを楽しそうに話す作家ふたば

 

似顔絵を描いていく上では、普遍的なかわいさが目標

―似顔絵のこだわりはありますか?

どんな年代の方が見ても、「かわいい」と思っていただけるような似顔絵を目指しています。例えでよく出すのですが、キティちゃんのような、普遍的なかわいさが目標です。

ほっと安心するような丸みと、人の温かさを感じるようなピンク色で表しています。その人の一番いい表情をお描きできるように、お写真からその人の色々なお顔を想像しながら描いています。

作家ふたばの似顔絵

-大変だったことはありますか?

今でこそあまりありませんが、どうしてもうまく似せられないことがあって、「なにか違うけど、どこが違うかわからない…」という時がよくありました。そんなときは、私にとっては何百枚何千枚のなかの一枚だけど、お客様にとっては一生の中の一枚だ!と気合いを入れ、とことん時間をかけたり、集中して納得いくまで描き直しました。

 

似顔絵の力を信じることができた経験

―嬉しかったことや、やりがいはなんですか?

今まで描いてきて一番心に残っていることは、東日本大震災のあとに被災地に似顔絵を描きに行ったことです。

地域全体が、悲しみに包まれているような大変な状況だったのですが、そんな時でも、似顔絵を描かせていただいた方はみなさん笑顔になってくださいました。あらためて、似顔絵の力を信じることができました。私個人で5・6回は足を運んだのですが、WORLD1のほかの作家にも同じ気持ちになってほしくて、作家数人で東北の復興イベントに似顔絵で出店したこともありました。

当時のイベントの様子

 

様々なドラマが生まれる似顔絵イベント

―面白いエピソードがあれば教えてください。

お客様と直接お会いできる「ニガオエヴギウギ」では様々なドラマが生まれます。(作家それぞれに面白エピソードがあると思います(笑))

似顔絵をお描きしている間に、お客様の人生のお話しを聞けることもあって、お聞きしている間にあっという間に時間が経ってしまいます。私自身の人生相談をさせていただいちゃうこともありますね。女性のお客様とお互いの恋愛の悩みを話しあっていたら、最後には二人とも号泣してたなんてこともありました。「ニガオエヴギウギ」でなくてネットなどでご注文いただくときも、お客様のお人柄や人生がわかるエピソードをお聞きできた時はとてもうれしいです。じっくりそれを読んで、どんな方なのか想像しながら描くようにしています。

 

こどもの成長を似顔絵で残したい

―どんな人に届けたいですか?

私自身がこどもを出産してからさらに、こどもの成長を似顔絵で残すのっていいなと思うようになりました。お子さんだけでなく、遠くに住んでいるじいじばあばと一緒の似顔絵もいいですね。離れていても、近くに感じるようなあたたかい似顔絵をお描きしたいです。

 

自ら東北でのイベントに足を運び似顔絵をお描きしたことや、出産の経験から、似顔絵が人々に笑顔を与える力を知っているふたば。

そんな彼女だからこそ、誰からも受け入れられるようなかわいい似顔絵をお描きできるような気がします。

ふたばのInstagramでは、そんな彼女の人柄をもっと知ることが出来ます。皆さんも、是非覗いて見て下さいね。

>作家ふたばのInstagram