今月11日、東京都で花粉の飛散を確認。ついについに、つら~い季節がはじまりました。国民の4~5人に1人は花粉症と言われており、とくに「スギ花粉」の花粉症の方はとっても多いです。通勤・通学など、外に出るときにはマスクにメガネに……気をつけていても目がかゆくなったり、ムズムズしたり。「もうどうしたらいいんだ!」なんて思ってる方、多いんじゃないでしょうか?
そんな、大敵・花粉には、対策をはじめるべきベストシーズンがあるって、知ってましたか?
花粉の量は、前年の夏にはすでに決まっている!
夏に晴れる日が多く、暑い……ひと言でいえば、猛暑の夏の翌年は、花粉が飛びやすくなることがわかっています。「前年比の3倍!」や「今年の花粉はヤバい!」など、インターネットでしばしば騒がれている花粉の量。そういった情報をみて、「なんだかヤバい気がするから病院いっておくか……」と対策をはじめては、すでに出遅れているのです。
花粉飛散の前から対策をすれば、症状はいくらか和らぐ!
事実。花粉飛散の前から、耳鼻科のお医者さんにかかって薬を飲んだりすることで、症状は和らぐと言われています。つらいつらい花粉症。くしゃみや鼻水が止まらなくなって頭がぼーっとしたり、眠れなくなったり、口が異常に乾いたり……その症状や、度合いは人それぞれですが、なにかしらの自覚症状があるのであれば、事前に対策しておいて損はありません!
花粉対策のベストシーズンは?
花粉が飛ぶタイミングは、年によって違いますが、スギ花粉なら東~西日本では2月初めごろ。北日本では、2月半ばから3月にかけてのことが多いです。なので、花粉対策のべストシーズンは、1月半ば。それまでには、病院に言って準備を進めておきましょう!
とはいえ、もう過ぎてしまっています。来年は忘れないように、「成人の日が過ぎたら、早めに医者に行く!」と覚えて、ぜひ恒例行事にしてください。
花粉の飛びやすい日の特徴は?
- 雨上がりの晴天
- 風が強い
- 暖かい
- 空気が乾燥している
「風が強い」はともかく、この条件、最高なお出かけ日和。雨がやんで晴れ、ポカポカと暖かくなった春の日なんて、嬉しくってついつい外に出たくなりますよね。ですが、こんな日こそ、花粉に要注意です。
新聞やテレビのお天気コーナーでは、日々の花粉情報が伝えられたりもしています!上手に活用して、つらい季節もいつもと同じように過ごしたいものですね。
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