珈琲を飲みながら、世界観やストーリーが楽しめる『KUMA COFFEE』


東京・新宿に本店を構える、但馬屋珈琲店さんと一緒につくったAIUEOオリジナル珈琲シリーズ『KUMA COFFEE』。

森の中に住むくまちゃんの親子が営む珈琲屋さんをイメージした、コーヒーとアイテムが揃っています。

今回は、制作に至った経緯やこだわりポイントなどを、AIUEOのかおりんさん、あきよさんに伺いました。

 


以下、AIUEOの皆さんとの対談形式でお送りします◎
インタビュアーは広報担当の石井です。以後お見知りおきを。

  


 

 

珈琲を飲みながらKUMA COFFEEの世界観やお話を楽しめるシリーズに

 

昭和39年に「純喫茶」として創業し、長い歴史を持つ但馬屋珈琲店ですが、コラボするに至った経緯を教えて下さい。
但馬屋珈琲店の倉田光敏さんからAIUEO宛にメールをもらったのがきっかけです。
倉田さんは、奥様と一緒に東京のAIUEO渋谷ヒカリエShinQs店に来てくださっていたようで、AIUEOが好きで連絡をくれたそうです。
何か一緒に商品開発がしたいということで、お話をいただきました。
そうなのですね◎それは嬉しいお声がけですね。
そうですね。私たちは珈琲の専門知識はなく、プロではないので、
AIUEOとしても珈琲シリーズを展開するメリットが生まれるようにしたいなと思い、キャラクターと物語がある珈琲シリーズを提案しました。

KUMA COFFEEのストーリーはこちら>

くまちゃんやその仲間たちのことを好きになってくれてから、但馬屋珈琲店さんのことを知れたり、但馬屋珈琲店さんの珈琲の美味しさから、私たちの面白さを知ってくれるきっかけになるのもいい。

お互いのいい部分をちゃんと保ったまま商品を作れるようにと思い、
珈琲を飲みながらKUMA COFFEEの世界観やお話を楽しめるようなシリーズになるように作っていきました。

双方の良さが活かされたコラボレーションですね!
ただ、実はホームページをみた時に、とっても渋い素敵な喫茶店だったので、AIUEOの世界観と合うのかな?と心配でした。
が、AIUEOが好きという気持ちで声をかけてくれていることや実際に倉田さんにお会いしたら、同年代の方だったこともあり、楽しく進めることができました。

 

 

 

AIUEOにしてはシンプルな、普段は使わないような色使いが新鮮

 

KUMA COFFEEシリーズは、マグカップやカードなど、コーヒータイムと共に楽しめるアイテムを展開されていますが、各アイテムのこだわりを教えて下さい。
世界中で様々な珈琲が展開されているので、テイストも含めて、どこに絞っていくかはかなり迷いましたが、一番喜んで欲しい人を考えた時に、倉田さんと、その奥様だなと思い、夫婦やカップルでも楽しめたり家でゆっくり珈琲タイムを過ごす、少し大人の方々をターゲットに考えてアイテムと珈琲のパッケージを考えました。
なるほど。たしかに珈琲にも様々な種類や文化がありますよね。ターゲットを決めた後は、どのようにアイテムに落とし込んでいったのでしょうか?

KUMA COFFEEの世界観のイラストを先に描き、その中に登場する色をアイテムに落とし込みました。

マグカップは、ペアでも楽しめるように、どの2色を組み合わせてもかわいくなるような配色にしています。

カードも活版印刷という印刷方法を用いて、マグカップに使用した撥水印刷と同じように、絵の凹凸が質感のあるデザインがこだわりのひとつです。
コーヒーを飲みながらお手紙を書いてのんびりと過ごすイメージで作りました。

 

(活版印刷を用いたグリーティングカード)

 

夏には手ぬぐいやアイスコーヒーグラスも登場し、こちらも珈琲を入れた時に、柄がかわいく浮き出るように白インクだけのデザインにしたり、茶色やグレーなどの色を他のアイテムと合わせています。

AIUEOにしてはシンプルに、テーマカラーもコーヒーアイテムだから選べる茶色や黒など、普段は使わないような色を使っています。新鮮で楽しかったです。

(コーヒーを注ぐとまた違った印象に◎)

 

KUMA COFFEEシリーズのアイテムラインナップはこちら>

 

 

毎日みんなが集まる場所をイメージして生まれた、個性あふれるキャラクター

KUMA COFFEEの世界には、マスターやブルビビをはじめ、個性あふれるキャラクターが登場していますが、どのようなイメージで各キャラクターが誕生したのでしょうか?
どんなキャラクターにしようかな~新しいキャラクターも作ろうかな〜と考えていたのですが、なんとなく倉田さんのイメージもくまっぽかったので(笑)
森の中でくまちゃんが珈琲屋さんをしているのがいいな!と思いました。

また、倉田さんご夫婦も”おーいくまちゃん”のキャラクターが好きとおっしゃってくれていたので、くまちゃんの親子が森の中で珈琲屋さんを営んでいるイメージで考え始め、アルバイトがいて、きっと常連のお客様がいて〜などの想像を広げていきました。

(KUMA COFFEEの世界)

 

正直、、、キャラクターの姿形は描いている間にできた、かわいい偶然の子達なので、特に理由はないのですが、、、
トリのおまわりさん(パトーロールという名の散歩をしている)、ブルビビ(謎だけど一応、猿と猫の間のような動物)、バネ(お母さんとはぐれた野良猫)、近所のおじさん(毎日来る・釣りが好き)などの設定はあります。

私が、大学生の頃、純喫茶でアルバイトをしていた時に、本当に、毎日同じ人がくるので、毎日みんなが集まる場所をイメージしました。

ブルビビが猿と猫の間のような動物とは初耳です!
設定を知ると、よりKUMA COFFEEの世界観に入れて色んなストーリーが浮かんできそうです◎
バネのお母さんのお話なども考えていますが、これはまた別の機会に。
き、気になります、、、!

KUMA COFFEEの世界観も味わえる、コラボカフェ出店

 

大阪にあるカフェ、太陽ノ塔ともコラボカフェも実現されていましたね。出店に至った経緯を教えて下さい。
AIUEO NU茶屋町プラス店の5周年記念のアイシングクッキーを作ってもらうためにお伺いしたのが始まりです。
その際、系列のお店を歩いて案内してくださり、店舗を見ながら”コラボカフェもやれたら良いですね〜”と話が盛り上がり実現しました。当時のパティシエさん、お店の店長さんがとても協力的で、一緒にやりたいと言ってくださったのも大きかったです。
※AIUEO NU茶屋町プラス店は2020年4月5日に閉店いたしました。

KUMA COFFEEの始まりといい、こういった繋がりがきっかけとは。ご縁ですね◎
(期間限定コラボカフェ開催時の様子/開催期間:2018年1月26日~2月12日)
実現したコラボカフェは、店舗との雰囲気もマッチして素敵な空間作りになっていましたが、どういった想いで装飾を行っていったのでしょうか?

KUMA COFFEEの世界の中に入ったようなイメージを目指して、また太陽ノ塔さんの店内のおしゃれな雰囲気とマッチするように装飾を考えました。

壁にはKUMA COFFEEの原画や、KUMA COFFEEの中に出てくる山やキャラクター、キャラクター紹介などで壁面を装飾し、KUMA COFFEE のことを知ってもらいながら、ゆったりとコーヒーやデザートを楽しんでもらえる空間を作りました。

 

太陽ノ塔さんの店内の雰囲気も相まって、落ち着くけどワクワクする、素敵な空間ですね~!

 

 

 

そしてなんと言ってもこの可愛いデザートがたまりませんね!!!
ショーケースに並んでいるのを眺めるだけでもうっとりしてしまいます◎
そうでしょ~!AIUEOが空間担当、太陽ノ塔のパティシエさんがデザートを担当という感じで進行しました。
こちらで作成したラフをもとに、キャラクターの再現度が高く、味も美味しいデザートを作ってくださいました◎AIUEOのキャラクターは、再現が難しいのですが、パティシエさんの技術と研究によって、最高に可愛いデザートになりました。

(KUMA COFFEEの仲間たちがスイーツになって登場◎)
見た目も可愛くて味も美味しい、そして素敵な空間。幸せなひと時を味わえたでしょうね。
本当に!このコラボカフェは太陽ノ塔さんの協力なくしては実現しなかったなぁ、と感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

一通のメールから始まり、コラボカフェまで実現したKUMA COFFEEシリーズ。
KUMA COFFEEのアイテムと共に過ごす時間は、ゆったりと温もりを感じるひと時になりそう◎

ぜひKUMA COFFEEで、ほっとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

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