3.11からの夢 From 2011.3.11-2016.3.11

取材記録

制作期間、およそ2年。
数えきれないほどの出会いがありました。

また逢う日まで

/ 宮城県仙台空港

お見送りの人と、フライトギリギリまで話せる電話。実際に使っている人を見て、キュンとした。

福幸きりこ、海とともに生きる

/ 宮城県南三陸町

きりことは、南三陸の神社が氏子たちのために作る半紙で作る神棚飾りのこと。町民の思いがのった真っ白の大きなきりこ。復興に向けた力強さを感じた。

山形ビエンナーレ2014

/ 山形県山形市

本の制作中に出会った東北芸術工科大学の学生さんが頑張っているというので、山形ビエンナーレに参加。大好きな絵本作家の荒井良二さんにもお会いできて、感激!

スーパーマイヤから見下ろした景色

/ 岩手県大槌町

何もなくなり、盛り土された町が広がっていた。ここからじゃ見えないくらい遠い海。こんな所まで津波がきたの?と信じられない気持ちだった。

パンとパンケーキのお店、PANcafe

/ 岩手県釜石市

暴風雨で外に出れず困っていたら「それなら手伝って~!」と声をかけてもらい、メニュー板を書いた。本格的なモチモチのパンケーキのお店。オススメは抹茶とあんこ。

co-baのともしび

/ 宮城県気仙沼市

気仙沼初のシェアオフィスco-ba。3月11日はキャンドルの光につつまれた。チャリティーコンサートが開かれ、地元の方が集まり涙ぐむ姿もあった。

仮設住宅

/ 福島県郡山市

仮設住宅に泊めていただいた。快適とは言えないが、生活できてしまう。震災から4年、日常になってしまった我慢があること知った。

「ここに駅があったんだよ」

/ 宮城県山元町

語り部の方に教えてもらい、たどると改札の跡があった。点字ブロックが確かにホームを思わせる。線路は?周りの家は?あまりにも何も無かった。

東北の海は美しい

/ 岩手県宮古市

息をのむほど美しい海。カメラマンにお願いして撮ってもらった。何があっても「海が好き」「海と生きていく」という東北の方の気持ちも、わかる気がする。

奇跡の一本松

/ 岩手県陸前高田市

あたりに約7万本の松が植えられていたが、津波に耐えたのはこの1本だけ。復興のシンボルとして親しまれている。この日は、多くの子どもたちが見学に来ていた。


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