また逢う日まで
/ 宮城県仙台空港
お見送りの人と、フライトギリギリまで話せる電話。実際に使っている人を見て、キュンとした。
お見送りの人と、フライトギリギリまで話せる電話。実際に使っている人を見て、キュンとした。
きりことは、南三陸の神社が氏子たちのために作る半紙で作る神棚飾りのこと。町民の思いがのった真っ白の大きなきりこ。復興に向けた力強さを感じた。
本の制作中に出会った東北芸術工科大学の学生さんが頑張っているというので、山形ビエンナーレに参加。大好きな絵本作家の荒井良二さんにもお会いできて、感激!
何もなくなり、盛り土された町が広がっていた。ここからじゃ見えないくらい遠い海。こんな所まで津波がきたの?と信じられない気持ちだった。
暴風雨で外に出れず困っていたら「それなら手伝って~!」と声をかけてもらい、メニュー板を書いた。本格的なモチモチのパンケーキのお店。オススメは抹茶とあんこ。
気仙沼初のシェアオフィスco-ba。3月11日はキャンドルの光につつまれた。チャリティーコンサートが開かれ、地元の方が集まり涙ぐむ姿もあった。
仮設住宅に泊めていただいた。快適とは言えないが、生活できてしまう。震災から4年、日常になってしまった我慢があること知った。
語り部の方に教えてもらい、たどると改札の跡があった。点字ブロックが確かにホームを思わせる。線路は?周りの家は?あまりにも何も無かった。
息をのむほど美しい海。カメラマンにお願いして撮ってもらった。何があっても「海が好き」「海と生きていく」という東北の方の気持ちも、わかる気がする。
あたりに約7万本の松が植えられていたが、津波に耐えたのはこの1本だけ。復興のシンボルとして親しまれている。この日は、多くの子どもたちが見学に来ていた。