2019年10月14日より発売中の「言葉の花束カレンダー」-詩人きむ31作品31日めくり-。
日付のみ入っているので、毎月繰り返し使えるこちらのカレンダー。
制作の想いを、詩人のきむさんにお伺いしました。
以下、きむさんとの対談形式でお送りします◎
インタビュアーは広報担当の石井です。以後お見知りおきを。
5年撮りためていた、花の写真での作品づくり
昔から、おかんが「僕の作品好きやけど、写真が若い子やからちょっと感情移入しにくい」と僕に言ってくれていたことと、京都産業大学さんの電車広告で知ってもらった年配の方などから、「感動した」などの言葉をいただいたことがきっかけかな。
あと、僕の作品を好きでいてくれる方たちがママ世代にもなられているから、日々、女性としてもママとしても一生懸命なみんなの毎日を応援できたらいいな!と思っていたことも大きいかな。
どの年代の方にも響くような作品が作りたくて、5年間くらい撮りためていた「花の写真で作品をつくろう」って。
ポストカードをつくっている中で、この作品たちを日めくりカレンダーにして、飾って毎日見てもらいたい!と思うようになって、日めくりカレンダーの制作が始まりました。
花を見ると、力が湧く
全て生きて咲いている花たちです!
自分と重ねたりとか、人として花を見ていることが多いかな。
ヒマワリが太陽に向かって一生懸命咲いているのを見て、「頑張ってんなあ!」て感じたり、人が二人で寄り添っているような花もあるし。
意思はないけど本能で光の方に向いていく姿とかを見て、勝手に学んだりしているけどね。
花を見ると、なんか力が湧いてくる。そこがおもしろいなあって。
毎日見るからこそ、新鮮さを大事に
あとは順番にもかなりこだわりました!
毎日新鮮な気持ちで見てもらえるように、花や色の移り変わりを考えるような感じで!
めくっていった時の気持ちよさとか。
毎日めくった時に新しい、言葉も写真も新鮮な気持ちになるような順番で、全ページが活かしあうというか。そこは意識したかな。デザイン面でも、数字のフォントや色はデザイナーのかなちゃんがかなり検証して、ぴったりのフォントと色でデザインしてもらいました!
あとは、落ち込んだ時に励ます詩を後ろの方に入れたりとか。
15・16日はカレンダーの折り返しになっていて、裏返して始めてもらう仕様になっているから、「ひまわりで後半、元気にスタートしよう!」みたいな感じがいいかなあと。
今までなかったんやけど、この前、「おお~昔の僕、ええこと言うやんけ。」て思うことがあって。
自分で言葉を紡いでるからこそ、当たり前すぎて響きにくいこともあったんやけど、やっぱり改めて毎日見ると、いいなって思った。
日替わりで毎日言葉を受け取る、この日めくりカレンダーの醍醐味のひとつですね。
良い朝の始まりにきむのカレンダーを
僕はやっぱり朝めくってほしいなあと思っていて。
一日が始まる時に、めくって花の写真と言葉を見ることで、良い朝の始まりの習慣になればいいなあと思っています。
一生懸命生きる毎日に、生き生きした花の美しさと言葉の力で、そっと背中を押せたらと思っています。
花は愛されると元気になるそうなので、この日めくりカレンダーもいつも目にするところに飾ってもらって、たくさん愛してやってください!
きむさん、ありがとうございました!
今回お伺いした、言葉の花束カレンダーと共に、言葉の応援カレンダーも発売中です◎
こちらも悩みに悩んで選んだ31の作品たち。
きむが頑張るあなたの毎日に、応援の言葉を贈ります!
一日の始まりに、きむの言葉を添えてみてはいかがでしょうか?