9月21日から発売中のSUNNY SCHEDULE BOOK 2021。
2021年度から、新たなフォーマット『FREE DAILY NOTE』やSUNNY初の柄カバーが登場と、今回も盛り上がりを見せています。
そんな年々パワーアップしているSUNNY手帳について、今年も企画担当ののりぴーさんにお伺いしました◎
(2回の記事に分けて紹介します。今回は、新フォーマット『FREE DAILY NOTE』についてお伺いしました。)
以下、のりぴーさんとの対談形式でお送りします◎
インタビュアーは広報担当の石井です。
誕生のきっかけは“今”を大切にする考え方
新しい『FREE DAILY NOTE』は、SUNNYらしく 「自由で快適な使い方ができること」 をベースにした上で、「その日1日をより集中して過ごせること」を最も重視して開発したフォーマットです。
早速余談になっちゃうかもしれないのですが、りっちゃん(石井)は「マインドフルネス」ていう言葉聞いたことあるかな??
5年以上前から注目されてきた言葉で、ひとことで言うと、「今、この瞬間を大切にする」という考え方のこと。
人は、いまこの瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことをいつも考えていて「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めている。
特に未来への不安や過去の失敗といった、ネガティブな要素が頭の中を占める時間が意外と多く、自分でストレスを増幅しているのかもしれない。だから心をただ、「今」に向けて集中しよう!という概念。
マインドフルネスの状態にするための手段としては、広くは瞑想がおすすめされていて、今回の企画とは本質が違うから直接関係しているわけではないんだけど。
でも私にはなんだか、この概念が「1年を晴れにする」というコンセプトや、SUNNYの3つのキーワード(CLEAR / POSITIVE / FELL LIGHT)に通じているように思えて、それが今回のデイリー手帳の開発のきっかけになったんです。
具体的に毎日の生活に落としこんで振り返ると、たとえば私自身も、たしかに気づいたら今やっていることを放っぽり出して、頭によぎった気になったことにあれもこれも手出しして、結局やると決めたタスクが終わらない・・・てことがあったりして。
SUNNYでデイリー手帳を出すなんてあんまり考えてなかったんだけど、「デイリー手帳の良さって、あえて、未来も過去もなくて、1日だけに集中できることなのかも!」と“俯瞰しない良さ”に初めて気づいたんです。
それがきっかけで「1日集中型」のデイリー手帳を作りたいという思いになりました。
だから、このデイリー手帳では、あえて日付をフリーにして、1日思う存分、枠を気にせずに、メモもスケジュールも書き込めるようにしました。
それと「TO DOの予定化」がしやすいように、活動時間を長くとった24時間タイムラインも付いています。これを利用すれば、「今はこれをする時間!」と、学生の時のように自分の時間割を作るつもりで、1日を集中して過ごすことができるようになります。
あれやこれや手出ししてなかなか集中した1日を過ごせないという人や、日記もメモも、好きな時に好きなだけ書いて使いたいという人に是非使ってほしいです。
“自由度は高いのに使いやすい”こだわりのフォーマット
自由度の高いけど使いやすい、SUNNYらしさが詰まっていますよね。
そんな『FREE DAILY NOTE』、中身のフォーマットについても、もう少しお伺いしたいなと。
『FREE DAILY NOTE』のフォーマットについて、こだわった点など教えてください。
SUNNYのデイリー手帳は、デイリーフォーマットと言っても、『“FREE” DAILY NOTE』であるというところが肝でして。
まず、「1日1ページずつ使えて、タイムラインにその日の予定やログを詳細に書き込めること」が最大のポイントなのですが、のりぴーさんから、他にも色んな使い方ができるようにしたいというリクエストがあったんです。
具体的には:
・書きたいことが多くある日は、1日に2ページでも3ページでも横断して描ける。
・見開き1ページを分割して、1週間分記入することもできる。
・タイムラインを無視して、フリーノートとして全面を使うこともできる。
こういう自由度の高さが “SUNNYらしさ” なので、ここはしっかりクリアしなければと思っていました。
この、様々な使い方を許容できるフォーマットデザインにする、というのがすごく難しかったです。
「タイムラインや分割線を際立たせると、フリーノートとして書きづらいなあ。」
「分割線が薄すぎると、任意の線を引きづらいし…」
というように、少しの色の濃さの違いで、機能の際立ち方が大きく変わってしまうのです。
それらのバランスを少しずつ変えては出力し、書き味を確認する…ということを何度も繰り返して、上記のどのような使い方でも、「必要な線はちょうどよく見えてきて、必要じゃない線はちょうどよく見えない。」というバランスになったと思います。
そうだよね、さのちゃんがほんとに、めっっっっっっちゃくちゃたくさんのデザイン案を上げてきてくれて。いけっちさんと3人で何度も話し合って、もう、全ての印刷される点と線にこだわってくれました。笑
『FREE DAILY NOTE』は、集中できることが強みなので、リモートワークにもぴったりです。
のりぴーさん、さのちゃん、ありがとうございました!
今回は、新フォーマット『FREE DAILY NOTE』についての魅力をお伝えしました◎
次回は、これまた新たに登場した、SUNNY初の柄カバーについて!
柄カバーを作るきっかけや、デザインのこだわりについてたっぷりご紹介します。