もっと写真で遊ぶ、仕掛けで楽しめるTOY ALBUM
写真を遊ぶ!仕掛けで楽しむ!TOY ALBUM
今回は制作者の松尾さんにお話を伺いました。
「写真で遊ぶ」を提案
―企画のきっかけを教えてください。
アルバムづくりが好きな人に、もっとアルバムをつくることを楽しんでもらいたい、新しい楽しみ方を提案したいということで、企画がスタートしました。
ただ写真を貼ってまわりをデコレーションするという従来のアルバムではなく、もっと「写真で遊ぶ」ことを提案できるようにと考えました。
― 大変だったこと、嬉しかったことなどエピソードはありますか?
いろいろな仕掛けをつくって「写真を遊ぶ」ことを提案したいと考えていましたが、仕掛けづくりは想像以上に大変でした。
特にカメラのパーツのSHUTTER CAMERAと片方引っ張ると反対側もとびだすSLIDE FRAMEは構造を考えるのがとても大変でした。つくっていただく工場の方とも相談しながらつくった自慢の力作です!
他にもロケットや観覧車、窓のパーツなど、どれも楽しめる工夫が詰まっています。
嬉しかったことは実際に商品のサンプルができあがってきて、自分たちで初めてつくったときです。
今まで何冊もアルバムをつくってきている私たちでさえ、とても心躍り、何度もかわいい!!これは楽しい!!と自分たちで言ってしまうくらい、興奮しながらつくりました。
本当に自分たちが良いと思える物をつくれたことが嬉しく、これならお客様に自信を持ってお届けできると感じた瞬間でした。
撮影風景の写真
ワクワクしながら使ってもらえるように。
― こだわった部分はどんなところですか?
商品名にもあるように"TOY=おもちゃ"感にこだわりました。
デザインはもちろん、仕掛けでも、おもちゃのように心躍らせワクワク使ってもらえるようにと企画段階から考えていきました。
おとなでもこどもでも楽しめるおもちゃのようなアルバムになったと思います。
制作メンバーの写真
― 制作中のエピソードはありますか?
よりお客様にTOY ALBUMの楽しさが伝わるよう、今回は店頭で流すムービーをつくりました。
カメラマンにおもちゃのワクワク感が伝わるようなムービーをつくりたいと相談し、初めてストップモーションに挑戦してみました。ストップモーションとは静止している物体を一コマごとにすこしずつ動かしたものを何枚もつなげて動画のようにみせる技法です。
今回このムービー作成にあたって1,000枚近くの写真をとりました。製作時間は2日間。商品を数ミリずつ動かして写真を撮るという作業は想像以上に大変でしたがとても面白いムービーになったと思います。
写真は前のコマからずれていないか確認する際に、画面に残像を写すモードの時にとった写真です。残像モードで私たちも幽霊風になりました。笑
1冊の絵本ができあがったような楽しさが味わえるアルバム
― どんな人に使ってもらいたいですか?
アルバムをつくったことの無い人には、アルバムをつくるというより、写真を遊ぶ気持ちで使ってもらいたいです。また、今までにアルバムを何度も手作りしたことがあるという方にもぜひ挑戦してもらいたいなとおもいます。
今までとはまたひと味違ったアルバム作りの楽しさを実感できるのではと思います。
最近はスマホやカメラでたくさん写真をとっても、なかなか現像したりせず、データのまま残っていることが多いと思います。そんな人でもちょっと写真を現像して写真で遊んでみようかなと思うきっかけになれば良いなと思っています。実際につくってみると、飛び出す1冊の絵本ができあがったようなそんな楽しさがあると思います。
― 最後に、使ってくださる方へメッセージを!
おもちゃで遊んでいるような感覚でアルバム作りを楽しんでもらえたら嬉しいです。
お子さんの誕生日の思い出のアルバムや、カップルのプレゼントなどにもぴったりです。
ぜひお気に入りの仕掛けを見つけてもらえたらと思います!