写真に貼って切るだけ!簡単にフレーム付きの写真パーツが作れる『フレームカットシール』
2019年8月9日(金)より全国で発売している、フレームカットシール。
写真自体を簡単に可愛くデコレーションできる、こちらの商品。
商品に込められた想いを、企画者の“どめちゃん”に聞きました。
(企画者のどめちゃん)
ー企画(商品)を思いついたきっかけを教えてください
私は、手作りアルバムサイト『アルバムキッチン』というサイトも担当していて、いつもパートナーさんに作ってもらったアルバムを見ていました。
作ることが好きで器用な方なので、素材や写真を扱うセンスがすごくて、いつも可愛いアルバムばかりですごいな〜と思っていたんです。
(パートナーさんが作ってくれたアルバム)
でもある時、写真をハート型に切り抜いてるものをみて、「かわいいけど、これ、私は作れるだろうか…」と思うことがあったんです。
いろは出版には、アルバムを可愛く作るためのポップアップなどの仕掛けや、ペーパーフレークなどのデコレーションに使える商品はたくさんあります。
でも、“写真自体を可愛くする”ということはサポートできていないことに気がつきました。
そこで、皆さんが作っている手作りアルバムの写真に注目して調べてみると、やっぱり四角の写真が多く、形を切り抜いていたとしても、コップなどを代用して丸を作るくらいが現状でした。
作ることが好きなパートナーさんですら、写真を切り抜くことは難しいと仰っていたので、誰もが可愛く写真を加工できるアルバムグッズが作れたらいいなと思い、考えたのがこの商品になります。
ーどんなところにこだわりましたか?
主にこだわった部分が2つあります。
1つ目は“簡単に切り取れるけど、自分ではつくるのが難しい形にする”ということ。
この商品は、使う人が、シールに沿って写真を切り抜くものです。
なので、誰でも切り抜きやすいようにアウトライン(外側の形)は入り組みの少ないシンプルな形にすることを意識しました。
でも、普通の四角などは自分で簡単に作れてしまいます。
なので、ちょっとギザギザにしてみたり、使う人が切り抜かなくていい内側部分を複雑な形にして、このアイテムだからこそできる枠になるようにしました。
2つ目は“どんなシーンの写真にも使ってもらえるように、デザインのバリエーションを出す”ということです。写真の枠になるからこそ、子供から大人の写真、風景の写真など、 どんな写真でもどれかを使えるように、8種のデザインを作りました。
(色々な柄のパターンを作り試行錯誤したもの)
ー大変なころはありましたか?
パッケージに一番苦戦しました。
今回の商品は、いろんな枠形のものが重なるなこともあり、袋に入れるととても柄や形がわかりにくいものになってしまったんです。
しかも8種類もあるので、並んだ時に、違いがわかりづらいものになっていました。
なので、お客さんが選びやすいように、視覚的にパッと違いがわかるパッケージを目指して、20〜30パターン考えて、いろんな人にチェックしてもらい最終的なものができました。
苦労した分、見やすくてわかりやすいパッケージになったと思います。
(パッケージの試行錯誤の様子)
ー嬉しかったことはありますか?
普通は1つの商品につき、担当デザイナーは1人なのですが、実は今回2人のデザイナーさんと制作しました。
色々なアルバムに合うように作りたかったので、8種類作ることになったのですが、せっかく8種も作るなら色々なテイストのデザインがあると選ぶのが楽しくなりそうだと思ったので、いつもいろはの雑貨のデザインを担当してくださっているデザイナーさんと、「AIUEO」の作家さんにお願いしました。
私自身も絵を描くのが好きでよく描くのですが、2人のデザイナーさんのラフの作り方や、イメージの広げ方を見れることが嬉しかったです。
たくさんのラフから少しずつ洗練されて出来上がっていくデザインをみるのが毎回楽しみで、とてもわくわくして作ることができました。
(2人のデザイナーによるデザインのラフ)
ー面白いエピソードがあれば教えてください
このシールは枠型で大きいものなので、普通に作ろうと思うと、たくさんのシールの面積を使うことになってしまうので、どうにかして小さな面積でつくりたいと考えていました。
ある時、真ん中の空間が空くのがもったいないなーと思ったので、マトリョーシカみたいに大きいサイズの中に小さいサイズのものを入れて抜けばいいのでは!と考えつきました。
それから、社内の人に説明するときも、業者さんに説明するときも、私がマリョーシカみたいに抜きたいんですと何度も言っていたら、“マトリョーシカ抜き”という言葉が定着していて、新しい言葉ができたなーと、心の中でふふふと思ってました。
ー使ってくれる人へのメッセージをお願いします
アルバムを作る時に、なんだか写真をうまく扱えないなと思ったときや、写真を可愛くしたいと思ったときに、ぜひ使ってみて欲しいです。
写真の切り取りたい部分にフレームカットシールを貼って、沿って切るだけでとっても簡単なので、失敗して写真を無駄にしてしまうこともなく、かわいい写真が作れます。
写真が可愛いと、アルバムもさらにぐっと可愛くなること間違い無しです!
フレームカットシールが、皆さんのアルバム作りがもっとワクワクできる時間になるお手伝いができたらと思っています。
(完成した商品と一緒に◎)
とっても簡単に写真のデコレーションパーツが作れる『フレームカットシール』。
アルバムづくりの強い味方になってくれますよ◎
また、どめちゃんが担当している手作りサイト『アルバムキッチン』では、フレームカットシールを使ったアルバムの例など、たくさんのアルバムの作り方やアイデアを掲載しています。
アルバムを作りたい!と思った時に、ぜひ参考にしてみてくださいね!