オリジナルの“〇〇券”が作れる!新感覚グリーティングカード「TICKET CARD」


 

2019年4月5日(金)に全国で発売された、新感覚グリーティングカード「TICKET CARD」

“肩たたき券”や“お手伝いします券”など、多くの人が一度は作ったことがある、もしくは貰った経験があるのではないでしょうか?

そんなどこか懐かしいけど新感覚なTICKET CARD。この商品の裏に込められた想いを、企画者の「いくみちゃん」に聞きました。

アイデア次第であなただけのオリジナル○○券がつくれる「TICKET CARD」

(企画者のいくみちゃん)

 

ー商品を思いついたきっかけを教えてください

「TICKET CARD」ができたのは、今までの喜ばせ合いの経験がきっかけになっています。

私は人を喜ばせるのが好きで、周りにもそういう人がたくさんいます。
今まで、自分の誕生日に遊園地のチケットや手作りの「一緒に飲もう券」をもらったり、
私も好きなアーティストが一緒だった子の誕生日にフェスのチケットをあげたり、
ものではなく、一緒に楽しい時間を共有できるようなプレゼントをし合うことがありました。

このプレゼントの良いところは、チケットが手元にあることで、チケットを使うまでの楽しみな気持ちが増すこと。そして振り返ったときにその日の思い出を鮮明に思い出せることです。
実際、これまで人にもらったりあげたりした「○○券」によってできた思い出は、楽しかった良い思い出として残っています。

この経験を活かせば「メッセージカード」そのものの存在を超える、新しいギフトのかたちとして、世の中に人に提案することができる!と思いました。

 

(商品企画のきっかけとなった、思い出のチケットたち)

 

ーどんなところにこだわりましたか?

小さい頃に「肩たたき券」や「お手伝い券」などを贈った経験がある人も多いだろうと思います。
あれって相手に喜んでほしいことをチケットのような形にして「ごっこ遊び」をしているような感覚だったなーと思うんです。
なので、このTICKET CARDもごっこ遊びのような感覚で楽しく使ってもらえるよう、
本物のチケットのような形や仕様にこだわって作りました。
例えば、チケット名だけでなく、有効期限を書く欄をつくったり、
使用後に半券をちぎれるように、ミシン目加工をしてあったりします。

 

一番のお気に入りポイントは、この半券をちぎると柄に隠れていたハートがでてくるところです。
半券をちぎったということは、その人たちの間に1つ思い出が増えたってこと。
そんな楽しい嬉しい気持ちがデザインで表現されていてキュンとします。

(半券をちぎると、隠れていたハートが…!)

 

カードを入れる封筒のサイズも、横長に設計していて、
本物のチケットを一緒に入れて贈ることができます。

 

ー嬉しかったことはありますか?

嬉しかったことは2つあります。

1つは、TICKET CARDのデザインを、
去年入社した、デザイン部のつむちゃんが初めてひとり立ちをして担当してくれたことです。
(入社した最初の頃は先輩デザイナーとコンビを組んでデザインをします。)

つむちゃんはフレッシュな頭と抜群のセンスで、
とても素敵なデザインにしてくれて、とても嬉しいです。
自分の企画がかたちになるときって、何度経験しても嬉しい〜のです。

(デザイナーつむちゃん(左)と、企画者いくみちゃん(右))

 

2つめは、カードのサンプルができたとき、
会社のみんなに「一回誰かに使ってみてください」と配ったんですが、
そのとき「いくみちゃんの好きな色のやつちょうだい〜」と副社長がやってきたので、
みどり色のカードを渡したら、その場でササっと書いて私にくれたんです。

(副社長からもらったTICKET CARD

 

その名も「馬野郎行っちゃおう券」
(馬野郎は副社長おすすめの馬肉が食べられるお店)

前に「馬肉食べたいー!」って言ったのを覚えてくれて、チケットにしてくれました。
初TICKET CARD!すごく嬉しかったです。

使うのが楽しみだな〜。

 

ーどんな人に使って欲しいですか?

老若男女、いろんな方に使っていただきたいです!
「肩たたき券」や「お手伝い券」ならお金を使わない子どもでもつくれます。
友だちの誕生日や、パートナーとの記念日、
母の日や敬老の日などの感謝を伝える日や、
職場の人の昇進のお祝いや送別など、
いろんな方に、いろんな場面で使ってもらえるように想像して、
デザインはちょっとシンプルめに、その分カラーバリエーションを豊富にしました。

(カラーは全8種類)

 

相手の好きな色やイメージカラーを選ぶのもいいし、
クリスマスは赤、バレンタインはピンクなど、季節に合った色を選ぶのもいい。
最近は、アイドルやキャラクターの担当カラーもあるので、好きな人やものの担当カラーを選ぶのもいいなと思います。

ちなみに私のお気に入り&おすすめカラーはシルバーとイエローです☆

みなさんもお気に入りのカラーを見つけてくれると嬉しいです♩

 

ーどんな価値を届けたいですか?

今、若い方を中心に、経験や人との繋がりに軸をおいた「コト消費」が増えているように思います。
私も、いろは出版でものづくりをする中で、
何かのお祝いや、感謝の気持ちを伝えるシーンにおいて“高価なもの”だけでなく“素敵な思い出”も立派なプレゼントとして、ひとつの選択肢になっていくと考えています。
思い出はプライスレスだ!とはよく言ったもので、そういう時代になっていくことは素敵だな〜と思っています。
なので、そういった「コト=体験・約束・思い出」をプレゼントするためのカードとして「TICKET CARD」をつくりました。

 

ー使ってくれる人へのメッセージをお願いします

あなたの周りの大切な人やお世話になっている人に、気持ちを伝えるタイミングは1年を通して何度もあります。

友だちの誕生日には「おしゃれカフェランチ券」
いつも忙しいお母さんには「たまにはご飯作るよ券」
お世話になっている上司には「パーっと飲みに行きましょう券」など、
相手の喜ぶことは何かな?一緒にしたいことは何かな?と贈る相手をイメージしてアイデアを出してみてください。

何かイベントやものを準備しなくても、
「結婚する券」など“約束”を目的にするのもロマンチック。
「世界一周旅行券」なんて超BIGなことを書いてもいいかも。

とはいえ、チケットに書くことの大きさは関係ありません。
もらった人は、何が書いてあるかよりも、
自分の喜ぶことを考えて書いてくれたこと自体を嬉しいと思ってくれると思います。
そしてそのチケットに書かれたことを楽しみにしてくれると思います。

たかがカード1枚でも、そこから生まれる“思い出”の可能性は無限大。
「TICKET CARD」を通して、世の中に“良い思い出”がたくさん増えてくれると嬉しいです。

“良い思い出”がたくさんある人生って“良い人生”ですよね☆