ラッコはパンダより少ない生き物 – スタッフなんばの一問一答 No.3


スタッフなんばの一問一答

日常のささいなことを調べることが大好きな関東出身の一児のパパ。
趣味はググること。みんなのちょっとした疑問にわかりやすくお答えします!
全12回の予定です。間違った情報もあるかもしれないですが、そこは温かい目で見守ってください。

 


 

Q. 日本にいるラッコがパンダよりも少ないと聞きました。本当ですか?

A. 本当です。
1994年には122頭いたラッコですが、今は8頭だけです。(2018年12月)
パンダは11頭。ラッコは関西地方に集中しています。

ラッコが少なくなってきた主な要因は輸入が途絶えたことと、ラッコ自身が交尾活動を学習できなかったことです。

野生のラッコは周りの親や仲間から交尾を覚えますが、水族館では、オスは1頭ずつしか同じ水槽で飼えないため、学習する機会が与えられなかったのです。

同じ水槽で飼育できない理由は主に下記の2つです。
・オスの子供を、お父さんラッコがライバルとして攻撃してしまう
・メスの子供は、お父さんラッコが”メス”としてとらえ近親交配してしまう

 

2頭飼育展示している水族館は、須磨海浜水族園(神戸市)、マリンワールド海の中道水族館(福岡市)の2館のみ。
計4頭。

1頭のみ飼育展示している水族館は、鳥羽水族館(三重県)、マリンピア日本海(新潟市)、アドベンチャーワールド(和歌山県)、のとじま水族館(石川県)の4館
計4頭。

 

関西方面に集中しています。
子どものころは、ラッコと言えば、水族館のアイドルというイメージがある
私にとってとても驚きが隠せないです。
是非みなさんも、タイミングが合えばラッコに会いにいってあげてくださいー!

 

結論
関西人はラッコに誇りを持とう!