KBC祭(京都醸造4周年イベント)でおいしいクラフトビールを楽しんできた – 京都ぶらもりち Vol.4
全12回でお届けする京都をゆるいテイストで紹介する連載「京都ぶらもりち」。
突然ですが、みなさんはビール好きですか??
私は5年ほど前に友人に進められてクラフトビールを飲みに行ってからすっかりと魅了されてしまいました。
ビールと一口に言っても実はすごい数の種類があり、作られる地方によって同じ作り方でも味も香りも違うという奥が深い飲み物なのです。
ここ数年は、「地ビール」よりも「クラフトビール」という言葉が一般的になり、徐々に人気になってきています。
Google Trendsで見てもこの通り!
最近流行りの「パネチキン」と比べても人気があるのがわかりますね。
さて、前置きが長くなりましたが、第4回目となる今回は、5月12日に京都醸造(Kyoto Brewing Company)で行われたクラフトビールイベント「KBC祭」をご紹介します。
京都十条というややアクセスしにくい場所にある「京都醸造株式会社 - Kyoto Brewing Co.」。
普段はそこでビールを作っている工場なのですが、土日のお昼12:00から夕方18:00までは工場併設のタップルームでクラフトビールが飲めるのです。
3年半前に初めて行ったときは、15人も入れば定員オーバーになりそうな小さなタップルームに人がひしめきあい(半分は海外の方)みんな愉快にクラフトビールを飲んでいました。
今回そんな人気の京都醸造(KBC)が4周年を記念にワイワイしようというのがこのKBC祭。
京都駅中の伊勢丹で餃子やら揚げ天やら出汁巻やらを購入し、タクシーに乗ること約10分。
着いたー!と思ったらすごい人!
すでに用意されているいくつかの席は埋まっており、クラフトビールを注文するための列がお店の外にまで伸びていました。
この日の最高気温は京都でも30℃近く。
炎天下の中、ビールを飲むため早速に並ぶ。
工場の前にはいくつか席が作られており、早めに参加していた人たちで埋まっていた。
並んでいると、赤や黄色や黒の入れたてのビールが入ったグラスを持った人たちが続々と出てくる。
早く飲みたい。。。
タップルームの前には農家さんによる「マルシェ」も。
野菜やお米の他に、カーネーションも販売されていました。(そう、この日は母の日です)
20分ほど並んでもまだこんなにも列が。。
かつてこれほどビールを飲むために並んだことがあっただろうか。
いや、ない。
今回のKBC祭にあたり、通常の10TAPに加え、イベントブースでも8TAP、合計18TAPで用意されていた。
その中には4周年記念の限定ビールや、約3年間熟成されたビールも開栓されるとのことで、普段飲むことができないビールのため、私は並ぶのだ。
チェイサーも用意されていました。
タップルーム横の普段入れないスペースにもテーブルが用意されてました。
ここが一番の特等席!
そして並ぶこと約30分。
ようやくタップルームに。
今回の10TAP。
ビールはすべて1杯500円。
プラカップは250mlなのですが、KBCオリジナル Lサイズのビアグラスを持っている人(または購入した人)は400mlになります。
オリジナルアイテムですし、たくさん飲みたい人はグラス購入しても良さそうですね。
Lサイズのビアグラスは1つ1,500円。
イベント感の記念につられて私もついついグラスを購入。
そして!ようやく!
バーン!
うまそーーッ!
1杯目はタップ5の「春の気まぐれ(ペールエール)」に。
日中の日差しが厳しかったので、タップルームの横にある階段から2Fヘ。
カウンターテーブルはすでに埋まっていたので、そのまま立ち飲みました。
2Fにはターンテーブルもあり、イベント的な雰囲気が。
DJは不在。
その他にも奥の方のスペースでは似顔絵コーナーがありオリジナルカードを作ることができたり、イラストレーター楠木雪野さんという方の展示会も行われていました。
かわいいイラストですね。家に飾りたい。
店内2Fでひと休みしたあとは、次のビールを求め、また並びに出かけます。
この日は工場の向かい側の木樽を熟成する倉庫でも特設イベントエリアとしてサービングしていて、別のビールが飲めるということで、そちらに向かう。
こちら側にもたくさんの人が並んでいました。
倉庫の中ではスライドショーが上映されていました。
普段スタッフが撮っていた写真などが流れていたようです(全然見れてなかった)
こちらは15分ほどでオーダーまでいけた。
こちら側のエリアでは初の試みである「ホップ水」なるものも100円で販売されてました!
気になったのですが、ビールを飲みたいのでスルー。
そして本日の2杯目、タップ7「四頭龍(セゾンIPA)」。
四頭龍は4周年記念の限定ビール。
うまーーいっ!!
IPAが好きだーっ!
※IPA --- インディアンペールエールの略。ホップを効かせてるので香りが良く苦味も強いが、すっきり飲めます。
いろんな種類のビールを飲みたいという人は、一緒に参加した人と別のタップを頼んで回し飲みなんてのもありですね。(あくまでも気にならなければ)
フードワゴンもあり、トルティーヤやハンバーガーが販売されてました。
そしてやや酔いも回ってきた3杯目。
タップ6「春夏秋冬-冬(ストロングセゾン)」をからあげクンレッドと。
一般的に販売されているビールのアルコール度数が5%くらいなのに対して、クラフトビールはアルコール度数が高いものも多く、酔いが回るのが早いのです。
みなさん飲みすぎには注意しましょうね。
4杯は飲むぞー!と意気込んできたのですが、この日は3杯で終了。
13時過ぎから16時前までしっかり楽しめました。
夕方になってもまだたくさんの人がビールを楽しんでいました。
夏に向かって季節も変わっていき、まだまだ空も明るいので、落ち着いて着席しながらクラフトビールが楽しめる場所へ移動。
京都市役所前駅の近くにある「バンガロー 寺町店」へ。
早い時間だったので人も少なく、半地下のおしゃれな店内でまったりと。
アスパラをつまみに志賀高原のIPA。
スパイスの効いたよだれ鳥。
約半日、クラフトビールを堪能した1日でした。
以上、京都醸造の「KBC祭」レポートでした!
それでは、次回の更新もお楽しみに。
もりち